田中 佑

はじめまして、田中佑（たすく）です。

私は鳥取県の田舎で生まれ育ち、幼い頃からピアノに触れながら成長しました。高校時代、吹奏楽部で心から感動する演奏を経験し、音楽の道を志して進学しました。しかし、卒業後、音楽で生計を立てる難しさを痛感し、何度も音楽を辞めようと思いましたが、その時の自分には音楽しか選択肢がないと感じ、続ける決断をしました。

そんな私に転機が訪れたのは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの演奏経験です。ドラマーとして働いていると思っていましたが、実際にはエンターテイナーとして契約されており、音楽以外でも人を楽しませる方法があることに気付きました。この経験をきっかけに、以前から興味のあったデザイン業界への道を決意しました。

未経験で広告エージェンシーに入社した当初、デザインを認めてもらうのは非常に難しく、挑戦の日々でした。それでも厳しい環境の中で高いハードルをいくつも乗り越え、多くのプロジェクトを成功に導くことができ、デザイナーとしてのスキルを磨きました。

その後、アートディレクターからクリエイティブディレクターへとキャリアを進めていく中で、コロナ禍という大きな試練に直面しました。それまで対面での仕事が当たり前だった環境がリモートへと移行し、従来のやり方が通用しなくなったのです。お客様との距離感が希薄になる中で、これまでのディレクションが表面的であったことに気づきました。

これを機に、私は根本からアプローチを見直し、お客様の本質的な課題に焦点を当てたデザインを提供することの重要性に目覚めました。デザインは単なるアウトプットの一部であり、問題解決のためには多くの方法があることを学びました。

現在、私はスタートアップや中小企業向けに、Webデザインやクリエイティブの分野でサポートを行っています。これまでの経験を基に、さらなる成長を目指しながら、クライアントのビジネスを次のステージへと導くお手伝いをしていきます。